こんばんは。
前回の「電動ノコギリ」の続きです
前回はこちら↓
【続】血の止まらない難病(ITP)の私が「親知らず(智歯)」を抜いた話、2本目も抜かねばならぬ・・・!
親知らず2本目は、入院せずに抜歯が行われたのですが
2本目の方が手こずりました(涙)
どんな角度で抜こうとしても、ぜんぜん抜けない頑固な親知らずで、
歯科医は
「サンコン(3根*)になっているのでは!」と、いうことで
*サンコンについては、前回のブログに書いてます
休憩を挟み、つづいて、私の親知らずを真っ二つにするため
「電動ノコギリ」が用意されました ヒエーーー(>_<)
ヒエーーーと言っても、
電動ノコギリは、お口用の小さな物なのでそんなに怖くないはず。
私は、手術用の布で口だけ出していて、目隠し状態なので何も見えないんですけど、きっと小さいものに違いない。
いよいよ「切るで〜」と、
かけ声があったかどうか?もう覚えてませんが、
ウィーンと歯医者のイヤな音と、あごの骨に響いてくる、いつもよりも重たい振動に耐えてしばらくたったら
綺麗に歯が切れたようで、
次に、ペンチっぽいもので挟んで、抜いてくれました。
2つに切られた親知らずが、ようやく私から離れてくれたのです。
私は緊張と、骨から骨を抜くような重たい衝撃に耐えてヘロヘロでした。
時間もかかりました。
出血については、どれぐらいひどかったか私にはわかりませんが、
輸血もすることなく、無事と言えば、無事に抜歯が終わりました。
ただ、1本目の違い、抜歯に時間がかなりかかったのでヘトヘトなので
正直なところ、2本目の方が入院したかった。
そのまま口が麻酔で麻痺したままの状態で、
大学病院のちょー待ち時間が長い会計待ってお金を払い、薬をもらい、と
ものすごくしんどかった。
帰宅するのもめちゃめちゃしんどかったんです。
この頃は、私は大学生だったので、「もう大人!」って自覚だったので、
家族に甘えることもなく、
病院行くときは一人で自力で行ってたので
歯を腫らした状態で、口もしまってるか感覚もなくて、
荷物も持ちながら、
長時間の病院待ち時間→長い抜歯→病院出るまで混雑の中待って
しんどいのでした(T_T)
こんなにひどくなるとは思わなかったーーーっ(涙)
家族に迎えに来てもらえばよかったぁ・・・
こんな時は、大人だってやせ我慢せず、頼れる人がいる場合は頼りましょう。
家に帰ると、
熱は出るわ
口は腫れるわ
次の日の「流動食」は家で作らねば、いや、母が作ってくれたけど、
介護食っぽいのって、はじめてだと難しいよねぇ・・・
そして
化膿してないかどうか、抜歯後の状態を歯科医に見せに
翌日、歯学部にまた行かねばならないわ・・・
抜歯でこんなにしんどくなるなんて(>_<)
腫れもひかないので、しばらくは流動食(おもに母が作ってくれたパンプキンスープ)で過ごしました。
その時に、「炎症止め」としてもらっていた薬を
薬の名前も意識しないまま、単純に、素直に飲んでたのですが、
1週間分出されていた薬を、結局、痛みがひいた時に止めてしまってて
その薬の残りを数年後見つけた時に、
「あ、これってプレドニンやん」って
SLE(私の持病である全身性エリテマトーデス)発症後に気がついたのです。
SLEの治療薬であるプレドニン、SLE発症してからは欠かさず毎日飲んでるプレドニン。
SLEで入院した時には「今までにプレドニンは飲んだことありますか?」との問いに
「いや、まったくありません」
と医師に答えていましたが、
自覚がないうちに、親知らずを抜いた時に、飲んでたんですねぇ・・・
その親知らずの抜歯時は、プレドニン15mgを1週間、処方されていたのでした。
プレドニン効いたのかなぁ・・・?
2本目は抜くときにかなり手こずったので、
炎症もしつこかったように思います。
こんな感じで血が止まらない難病だった私が親知らずを
入院したり、「サンコン」って初めての言葉と電動ノコギリにびびったりしながらでしたが、
輸血せず、また免疫グロブリンという血液製剤も用意してくれていたけど使う事なく
2本ともどうにか無事に抜いてもらうことができました。
抜歯の日の朝に採血もしてくれて、血小板の数値が悪かったら抜歯を延期してくれたり、
内科の主治医と電話で相談してくれたり、と、
いろいろ用意してくれて、
本当にありがたく、いい歯科医に診てもらえて安心でした。
大学病院の歯学部は、敷居が高いですが、(遠いし、待ち時間もすさまじいし・・・)
このときばかりは、歯学部に行って良かったと思いました。
ちなみに、その後は、街の歯医者さんに通っています。
大学病院の歯学部は、
この親知らずの抜歯の時と、
そして、
劇症肝炎で高度救命救急センターに入院していた時(臓器移植準備中)だけです。
*その時の話は、私の闘病を元に小説化された『救命率2%未満』第4巻に出てきます。
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実は、あと2本(上の奥に)親知らずが残っているんですよねぇ・・・
このまま生えないでほしい。
もういややな・・・
どうやって気をつけたら良いかわかりませんが、
これ以上、親知らずが生えないように祈ります。
親知らずを抜いた話〜1本目はこちらです↓
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こんなブログ管理人の闘病に関するブログをいろいろ書いています。 人気記事は、こんなのも!
→入院中に看護師さんから教わったタオルの使い方。風邪(インフル)対策編
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http://asumosmile.seesaa.net/article/499863865.html
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