12月13日(金)に順天堂大学静岡病院で開催された
市民公開講座「大災害に備える〜災害時に医療が必要な方の心構え・備え〜」に行ってきました!!
の報告・・・
第3回目です。
市民公開講座を聴講して、勉強してきたことを
ブログで皆さまにぜひお伝えしていきたいと思います。
講演内容は、
災害時の心構えとして、
持病のある人も、
健康な人も
全ての人が聞いてほしいと思うようなお話でした
年末に書いていた第一回、第二回の報告から
お正月休みを挟み、、、
すっかり間が空いてしまったので、
こちら記事もぜひチラリと見て思い出してくださいね〜
第1回目はコチラ>>http://asumosmile.seesaa.net/article/383798882.html
第2回目はコチラ>>http://asumosmile.seesaa.net/article/383865673.html
ではでは、内容にうつりますね。
講演は、災害医療の専門家
順天堂静岡病院
救急診療科の岡本健教授です。
さて、
今までは「災害発生直後」のお話でした。
ちなみに、災害発生直後のことを”発災直後”というようです。
発災からの経過時間で、段階を分けているようです。
1:超急性期(発災〜48時間)
2:急性期(48時間〜1週間)
3:亜急性期以降(1週間〜 )
そして、
慢性疾患(持病)がある人のお話に入りますね
私たち持病のある人が被災し、
もし運よく命にかかわるような大けがなどもせず
生きていられたとしたら・・・
■1:超急性期においては、
・・・
・・・
持病のある人も、
”自分でなんとかするしかない”
発災直後は、
命に関わる重症者を
遠くの病院へ広域搬送することが最優先なのです。
持病がある人も、発災後2日間ぐらいは
”自分でなんとかするしかない”ことを覚悟しないといけない。
と、
岡本先生も言われていました。
この時期に、災害拠点病院へ患者さんが殺到すると
病院がさらに混乱し、助かる命を助けることができなくなるかもしれません。
■2:急性期は
発災後72時間で救出不可能患者の生存限界といわれています。
だから、
救命医療の終了を意味します。
そして各地に
「救護所」「避難所」が設置されていきます
軽症者や持病のある患者さんは、
この時期になると、
「救護所」へ行くことで医療を受けることができる。はず
このころから、
持病のある人や、避難患者への
健康管理へと
目が向けられるようになるようです
とにかく、
発災後2〜3日は
自分自身で、どうにか何としてでも生き延びましょう
そうしたら、何とかなりそうです
そして、
持病がある人の
災害時の心構えとしては、
たぶん、
この急性期以降〜長期化していく避難生活への対応、心構えということが
大きなポイントになってくると思います。
「発災直後」は、
持病がある人も、健康な人も、
心構えはそんなに違いはないのではと思いました
持病がある人には
特に
厳しい話に思えたかもしれません
が・・・
ただ、
「トリアージ」・・・
つまり、治療や搬送に優先順位をつけることですが、
(詳しくは、第二回の報告記事をご覧ください>>http://asumosmile.seesaa.net/article/383865673.html)
●持病がある人、
●子供、
●重度障害のある人、
●出産間近の妊婦さん
・・・は、
災害弱者として
”優先順位が上がる=優先される”
と
言うことでしたよ
ちょっとは、ホっとしましたか
厳しいお話が続きましたが
ちょっと ホっとできたところで、
次回に続きますね!!
>>次回につづく
2014年01月15日
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