2014年03月05日

【特集】「大災害に備える」市民公開講座に行ってきました(6)〜救急医療情報を携帯しよう〜

12月13日(金)に順天堂大学静岡病院で開催された
市民公開講座「大災害に備える〜災害時に医療が必要な方の心構え・備え〜」に行ってきました!!の報告です。
本日は6回目ひらめき
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〔もくじ〕
第1回 災害医療とは〔導入〕 http://asumosmile.seesaa.net/article/383798882.html
第2回 トリアージのことなど http://asumosmile.seesaa.net/article/383865673.html
第3回 持病のある人の心構え http://asumosmile.seesaa.net/article/385240307.html
第4回 阪神淡路大震災の教訓 http://asumosmile.seesaa.net/article/385402659.html
第5回 自分用の災害医療   http://asumosmile.seesaa.net/article/388386159.html

災害時に医療が必要な方の備えに関するお話が 
いよいよ具体的になってきましたね。

本日の第6回目も具体的なお話ですよ!

講演は順天堂大学静岡病院救急診療科 岡本健教授。
岡本先生は災害医療の専門家です。

さて、発災直後から避難所での生活に話がうつってきています。

第5回目に報告した
東日本大震災の時に避難所で活動した「医療者のホンネ」の中にありましたが
いつも飲んでいる薬の名前や、持病について正確に伝えられない場合が多く、
医療者も困ってしまう 
ということが問題となっています。

そこで、
岡本先生から
医療情報を紙に書いて持っておくとよいexclamation×2



発災時はいろいろ持ち出せない場合が多く、
崩れかけた家に取りに帰るのは非常に危険なので

いつも携帯できる「お守り」型のまもるカード
なかなか優れものですよぴかぴか(新しい)


帰ったらすぐに書いて自分用のお守り型まもるカードを持っておきましょう
演劇
と、
聴講者の皆さんに「まもるカード」をお配り頂けたのですわーい(嬉しい顔)
CIMG2872.JPG
(↑写真:配布資料と一緒にまもるカードも聴講者に配っていただきました)

自分の医療情報があれば、
救護所などで適切な治療をすばやく受けられたり、いつも飲んでいる薬をすぐにもらえたり
混乱する災害現場・避難所でも迅速で的確な医療につながります。

一人ひとりが自分で医療情報を把握し携帯することで
医療者はすばやく診断・治療ができることになり、、
多くの人が助かることにつながると思うのです黒ハート

そして

災害は家にいるときに起きるとは限りません。
外出先で災害に遭ったとしても、自分の医療情報をちゃんと伝えられるように
いつも救急医療情報は携帯してほしいです。

もちろん、私は外出時は必ず「まもるカード」を携帯しています
CIMG2874.JPG
(スライドでもまもるカードのアップにしてご紹介いただけました!)


つづいて、岡本先生は
「携帯電話だけは持ち出せた」という被災者が多かった。
という点を挙げられ
あらかじめ自分の処方薬や救急医療情報をケータイのカメラで撮影しておき
画像で保存しておく


ことをお勧めしておられました携帯電話



続いて
「災害用伝言ダイヤル」の利用

・大規模災害時には、被災地への電話がつながりにくくなりますが
そんな時でも、「災害用伝言ダイヤル」を利用すれば
家族の安否情報や伝言などを登録したり聞いたりできるのです。

・自分の通っている医療施設の被災状況の確認にも便利ですひらめき


利用方法は、
 電話機より「171」をダイヤル
     ↓
 再生する場合は「2」をダイヤル
     ↓
 医療施設などの電話番号を
 市外局番からダイヤルする
     ↓
 すると、施設の被災状況が確認できます。


これを使えるとずいぶん便利だと思いますわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)


そして岡本先生は
発災後超急性期は「自助」が頼り
だと言われています。

発災から3日間は、医療が受けられないと覚悟して、
でもあきらめず、おちついて、
今できることを考える。

そして、
状況によっては自分で薬の飲み方を変える必要も。

たとえば、糖尿病の人が
被災してほとんど食事もとれていないのに、
薬だけはいつもと同じように飲んでしまうと
低血糖になったりします。

そんな場合は、自分の判断で薬の量を加減する必要があるでしょう。



そして体調不良時には自分からアピールしてほしい。
言われていました。黙っていては誰も気づいてくれませんがく〜(落胆した顔)
みんながそうだからと我慢しがちになると思いますが、
我慢もほどほどにしないと、
悪くなってしまって余計に周りに心配や迷惑をかけてしまうかもしれないですよね。
気をつけなくちゃ。






東日本大震災の3.11が近づいてきました。
そんな中、
再度、災害への備えについて考えておられる方が多いと思います。

この「大災害に備える」という順天堂静岡病院の市民公開講座の報告(当ブログ)も
ぜひご参考にして頂ければ、嬉しいです。
第一回目はコチラ>>

次回はいよいよ最終回!?
避難所での生活の注意点と、
静岡県や
順天堂静岡病院の取組、そして聴講者の方と岡本先生の質疑応答などについて報告できたらと思っています手(グー)

                               つづく>>

市民公開講座「大災害に備える」でご紹介いただきました「まもるカード」は
私の長年の闘病経験から必要だと痛感し製作したものです。
詳しい内容はコチラのアスモスマイルのホームページをぜひご覧ください。

災害時など緊急時に備えて一人ひとりが携帯しておいてほしいと願っています。
みなさまのお守りになれますように。
posted by アスモスマイル at 15:37| 防災関連の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする