2016年09月24日

【高度救命救急センターの中】タンパク&脂質制限+食物アレルギーが多い私の病院給食の話〜まさか私がこんなことになるなんて…〜

「まさか・・・私がこんなことになるなんて・・・」という題で
連載をしています私の闘病話(滅多に更新できてないのですが・・・)の続きです。


高度救命救急センターで助けてもらった私。

  なぜ高度救命救急センターに入るようなことになったのか・・・については、
  以前の記事もご覧くださいね(こちらが連載の1回目です)≫
  【高度救命救急センターの中へ】〜まさか、私がこんなことになるなんて・・・〜


ざっくり言えば
治療薬(病院から処方されていた薬)が原因の
「薬剤性劇症肝炎」になってしまったのです。


高度救命救急センターに搬送されて

ICU(集中治療室)のベッドでどうにか息を続け・・・

数日が経っても・・・、




給食がでない(T_T)


「やっと出てきた病院給食を見て、私はビックリっ!!!」
というところで前回は終わりました。
前回はこちら>


その続きです。



何にビックリしたのか・・・。

その前に、私のこの病院給食メニューは「栄養士さん泣かせ」でした。

理由は大きく3つ
 ↓ ↓ ↓
●極限までタンパク制限をせねばならない。(1日30g未満)
(劇症肝炎のため、肝臓が委縮してしまいタンパク質を処理できない状態だったのです)

●脂質制限
(タンパク質と脂質が制限された中で必要カロリーを確保するメニュー作りは難しいことでしょう…)

●多品目に食物アレルギーがある。
(エビ、カニなどの甲殻類全般。そば、いちぢくなど)


このような制限のもと、栄養士さんによって
編み出されたメニューで
調理師さんによって調理され

私の前に、出てきた給食は、

タンパク制限の影響が大きく

「おかず」がものすごーーーく少ないものでした。


おかずの少なさにも目が飛び出すかも・・・(笑)



しかし、私を驚かせたのは「おかずの少なさ」ではありませんでした。


数日間、絶食していた私、

ひん死で意識ももうろうとしている私の目の前に、

「大きなどんぶりにいっぱいの真っ白なごはん」が

デーンと配膳されたのです!!!


普通さ、
家で風邪ひいて熱出て寝込んだというだけでも、
「おかゆ」とか消化のよいものになるでしょ。
なりますよねぇ・・・

私は、それまでに、
何度か入院経験がありましたが
入院したばっかりで病状の悪いときは、
必ず「おかゆ」が出されていました。


それなのに、
いままでの入院よりもさらに病状が悪いのに・・・
「山盛りのどんぶり飯」がでーーんと出てきて、本当にビックリしたんです。

口に運ぶ以前に、
まず、どんぶりは重たくて
持てないし・・・(T_T)

「ほんまに、食べさせる気あるのかぁ・・・」と泣きそうです。

でも、泣いてたって、
生きられないので、
ここは若い医者を捕まえて
「おかゆに変えて!」ときっぱり言いましたよ!!!


「あほちゃぅ!!!普通おかゆやろー!」と、
苦情を言ったかどうか・・・は記憶が定かではありませんが・・・


もちろん、ひん死の状態で、意識もボヤ―っとしているので
「食べなくちゃ」という気合いだけで
食べようとしているので、

味はぜんぜんわかんないし(味覚もパーになってました)、
のどは通らないし、
美味しいかどうかとか、
おかずがどうのこうのと言ったことは
まったく関係なかったのです。

とにかく「食べ物を口に入れなきゃ」と頑張っていました。
「食べること」は生命活動の最も基本だと、
生きるためには口から食べなくちゃいけない!と
「食べる」ことに真剣だったのです。


やっとこさ出てきた私の給食は、
白ご飯から、おかゆに変更させるために、
またまた中断になってしまったのです(T_T)


おかゆにすると、カロリーが足りなくなって、
すべての献立を作り直さないといけなくなったはずです。
またまた栄養士さんも泣いていたことでしょう。
すみません。

でも、
そうは言っても、こっちは命がかかってますから。

「生きて退院すること」が私の周りを支えてくれている
すべての医療関係者のみなさんに対する恩返しなんや!と思って

心を鬼にして、言うべきことは言う!いいました!
生きるためにはなよなよしていられません。



そんな感じで、おかゆに変更されるため
引き上げられた給食のトレーを
うらめしげに眺めていたら・・・、


急患の騒々しさがやってきました。

近くを大勢の医者やナースが行ったり来たりしてると思ったら、


さ―――っと、
私のベッドの前を、
全身真っ赤な人を乗せたストレッチャーが、
左から右へと横切りました。


「えっ!患者さん、なんで、全身赤いの?」

「ヤケドしたの?」

「めちゃ細かったけど、子供かなぁ・・・」

チラリと見えたその真っ赤な人は、
お隣のベッドに新しく入院になったようです。

高度救命救急センターは、他の病院では救命できないような重症者が
毎日、たくさん運ばれてきます。
ICUのベッドは、薄いカーテンで仕切られているだけ。
この新しいお隣さんのことも気になります。



≫つづく


==========
食物アレルギーに関しては、、、
かなりやばい話があるのですがここでは控えておきます。
ひとことだけ言えば「病院給食も油断禁物ですよ」



≪前回「【高度救命救急センターの中】救命センターで「ごはん」どうするの??」

≪その前の回「【高度救命救急センターの中】ICUのベッドで」



長かったですね。最後まで読んでいただきありがとうございました(#^^#)



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