こんばんは。
親知らずを抜いた話、1本目について書き終えてから、
2本目の事を書くことをすっかり忘れてしまい・・・
すみません。
先日、2本目について書いてないことに気付いたので、書きます!
1本目の話はこちらから
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1.血が止まらない難病(ITP)の私が「親知らず(智歯)」抜いた時の話〜1本目その1〜
2.大学歯学部にも教授回診があった・・・血が止まらない難病の私が「親知らず(智歯)」を抜いた時の話〜1本目その2〜
3.いよいよ抜歯ー血が止まらない難病(ITP)の私が「親知らず(智歯)」抜いた時の話〜1本目その3〜
私は、血が止まらない難病なのに、
親知らずが生えてきて、
そして化膿してしまい、
歯を抜かねばならない状態になってしまったわけです。
抜歯すると出血が止まらなくなる危険があったので
普通の街の歯医者さんではなくて、
大学病院の歯学部の「第2口腔外科(だいにこうくうげか)」に入院して、抜歯することになりました。
はじめての大学病院への入院に、
はじめての「外科」という言葉、
そして、血が止まらなかったらどうなるの・・・
と、まだ大学生だった私は、心細く緊張しながら、その日を迎えたのでした。
血が止まらなくなった場合に備えて、
止血するために「免疫グロブリン製剤」という点滴も取り寄せてくれたり、
抜歯前に、「当日の血小板数」を採血で調べたり、
内科の主治医と、歯学部の歯科医が電話相談して薬を調整してくれたり・・・と、
万全の体制で
抜歯の準備をしてくれました。
本当にありがたかったです。
そして1本目が無事に抜けました。(1本目の話は↓こちらの記事に)
しかし、実はその時点で「2本目の親知らず」が生えてきていたのです(T_T)
1本目は、炎症がひどくて膿んで腫れ上がっていたのですが、
2本目の親知らずは、そこまでひどくなくて出たり入ったりしていました。
(歯科医によると、「歯が出たり入ったりはしないから、歯茎が炎症して腫れたり、腫れがひいたりしてるだけ」だとのこと)
それで1本目が、うまく行ったので
2本目は歯科医の判断で「入院せずともいいだろう」、とのことになりました。
外来で抜歯するのですが、
大学病院の歯学部も
朝早くから、それはそれは大混雑です。
朝から病院に行き、
採血して、「本日の血小板数」を確認。
その後、検査結果がでてから、
その日も血小板が少なくて
1度延期になったように思います。
また、後日トライで、
2回目に、「本日の血小板数」がボチボチの数値が出たので
抜歯になった。
という感じだったはず・・・(ちょっと記憶が曖昧になってます)
そして、いよいよ2本目の抜歯です。
1本目はたいそうな準備をしたけど、抜歯はスムーズにすんで何事もなかったのですが、
2本目は、
準備も軽く、
入院もせず、
と、気軽にいたら
おかしなもので、
そんな時に限って、
抜歯の時に、とても手こずりまして(>_<)
2本目の親知らずは、簡単に抜けない・・・
口を開けているのも辛くなってくる、
歯科医は、チカラいっぱいぐいぐいひっぱる、
あごの骨から伝わるイヤ〜なチカラと鈍痛・・・(T_T)うぅぅ
それでもびくともしない私の歯・・・
何が起きたの!?
私の親知らず?
私は1本目の時と同様、口しか穴があいてない大きな布を顔に掛けられていたから
周りの様子がまったくわからない・・・不安
そんなとき、
私の頭上で、歯科医が、「これはあかん。もしかしたらサンコンや・・・」と、ボソっと言いました。
私「(は?サンコン??? サンコンってなんやーーーっ?)」
口は開けっぱなしの私は、声を出して聞くこともできず、
心の中で「サンコン?サンコン??」と言葉の意味を考えていました。
それを察知したのか、
歯科医が「歯の根っこがね、普通は2本なのに、3本になってる歯がたまにあるのよ」
私「(はぁ。三根(サンコン)かぁ)」
歯科医「根っこが3本あるとね、どの角度からひっぱっても、船のイカリのようになって抜けないのよね」
私「(えーーっ!どうすんの?)」
歯科医「だから、一旦休憩して、歯をノコギリで2つに割りたいんだけど、いいかな?」
ということで、私の口は一旦、閉じることができまして、声をだせました、が、
「ノコギリで割る???」
これまた恐ろしげな話になってしまったではありませんか・・・(涙)
どうなるん?私の親知らず・・・
つづく>
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ITPの事も良かったら読んでネ!
受験生だった私、血が止まらなくなる難病「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」が判明した時の話。骨髄穿刺検査の事
高校1年の春、大学病院での骨髄穿刺そして病名がわかりました
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わたしの血小板減少性紫斑病(ITP)の主治医もこの小説に登場します!(「第2巻 ICU」)