2024年06月19日

【続】血の止まらない難病(ITP)の私が「親知らず(智歯)」を抜いた話、2本目も抜かねばならぬ・・・!

こんばんは。

親知らずを抜いた話、1本目について書き終えてから、
2本目の事を書くことをすっかり忘れてしまい・・・

すみません。

先日、2本目について書いてないことに気付いたので、書きます!


1本目の話はこちらから

1.血が止まらない難病(ITP)の私が「親知らず(智歯)」抜いた時の話〜1本目その1〜

2.大学歯学部にも教授回診があった・・・血が止まらない難病の私が「親知らず(智歯)」を抜いた時の話〜1本目その2〜

3.いよいよ抜歯ー血が止まらない難病(ITP)の私が「親知らず(智歯)」抜いた時の話〜1本目その3〜


私は、血が止まらない難病なのに、

親知らずが生えてきて、
そして化膿してしまい、

歯を抜かねばならない状態になってしまったわけです。


抜歯すると出血が止まらなくなる危険があったので

普通の街の歯医者さんではなくて、
大学病院の歯学部の「第2口腔外科(だいにこうくうげか)」に入院して、抜歯することになりました。

はじめての大学病院への入院に、
はじめての「外科」という言葉、

そして、血が止まらなかったらどうなるの・・・
と、まだ大学生だった私は、心細く緊張しながら、その日を迎えたのでした。


血が止まらなくなった場合に備えて、

止血するために「免疫グロブリン製剤」という点滴も取り寄せてくれたり、

抜歯前に、「当日の血小板数」を採血で調べたり、

内科の主治医と、歯学部の歯科医が電話相談して薬を調整してくれたり・・・と、

万全の体制で
抜歯の準備をしてくれました。

本当にありがたかったです。



そして1本目が無事に抜けました。(1本目の話は↓こちらの記事に)


しかし、実はその時点で「2本目の親知らず」が生えてきていたのです(T_T)


1本目は、炎症がひどくて膿んで腫れ上がっていたのですが、
2本目の親知らずは、そこまでひどくなくて出たり入ったりしていました。
(歯科医によると、「歯が出たり入ったりはしないから、歯茎が炎症して腫れたり、腫れがひいたりしてるだけ」だとのこと)


それで1本目が、うまく行ったので

2本目は歯科医の判断で「入院せずともいいだろう」、とのことになりました。


外来で抜歯するのですが、
大学病院の歯学部も
朝早くから、それはそれは大混雑です。

朝から病院に行き、
採血して、「本日の血小板数」を確認。

その後、検査結果がでてから、
その日も血小板が少なくて
1度延期になったように思います。

また、後日トライで、
2回目に、「本日の血小板数」がボチボチの数値が出たので
抜歯になった。
という感じだったはず・・・(ちょっと記憶が曖昧になってます)


そして、いよいよ2本目の抜歯です。

1本目はたいそうな準備をしたけど、抜歯はスムーズにすんで何事もなかったのですが、

2本目は、
準備も軽く、
入院もせず、

と、気軽にいたら

おかしなもので、
そんな時に限って、

抜歯の時に、とても手こずりまして(>_<)


2本目の親知らずは、簡単に抜けない・・・

口を開けているのも辛くなってくる、

歯科医は、チカラいっぱいぐいぐいひっぱる、

あごの骨から伝わるイヤ〜なチカラと鈍痛・・・(T_T)うぅぅ


それでもびくともしない私の歯・・・

何が起きたの!?

私の親知らず?


私は1本目の時と同様、口しか穴があいてない大きな布を顔に掛けられていたから

周りの様子がまったくわからない・・・不安

そんなとき、

私の頭上で、歯科医が、「これはあかん。もしかしたらサンコンや・・・」と、ボソっと言いました。


私「(は?サンコン??? サンコンってなんやーーーっ?)」

口は開けっぱなしの私は、声を出して聞くこともできず、

心の中で「サンコン?サンコン??」と言葉の意味を考えていました。



それを察知したのか、

歯科医が「歯の根っこがね、普通は2本なのに、3本になってる歯がたまにあるのよ」

私「(はぁ。三根(サンコン)かぁ)」


歯科医「根っこが3本あるとね、どの角度からひっぱっても、船のイカリのようになって抜けないのよね」


私「(えーーっ!どうすんの?)」


歯科医「だから、一旦休憩して、歯をノコギリで2つに割りたいんだけど、いいかな?」


ということで、私の口は一旦、閉じることができまして、声をだせました、が、

「ノコギリで割る???」


これまた恐ろしげな話になってしまったではありませんか・・・(涙)


どうなるん?私の親知らず・・・


つづく>





〜〜〜〜〜〜
こんなブログ管理人の血が止まらない難病:血小板減少性紫斑病(ITP)に関するブログもいろいろ書いています。

ITPの事も良かったら読んでネ!

受験生だった私、血が止まらなくなる難病「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」が判明した時の話。骨髄穿刺検査の事


高校1年の春、大学病院での骨髄穿刺そして病名がわかりました




また、ブログ管理人の人生最大最悪最強の命がけの闘病についてAmazonKindle本になりました。
めっちゃリアル。ハラハラどきどき。ほんまにこんな事があるの?!
ぜひ読んで欲しいです!Amazonベストセラー獲得!
山中まる著『救命率2%未満』>https://amzn.to/3QHjrib

わたしの血小板減少性紫斑病(ITP)の主治医もこの小説に登場します!(「第2巻 ICU」


そしてブログ管理人は、WEBショップもやってます!
アスモスマイル>https://asumosmile.ocnk.net/
ご来店お待ちしています♪


posted by アスモスマイル at 23:30| 管理人の闘病関連雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気記事