こんばんは!
先日の診察で、ずーっと飲み続けていた胃薬「タケプロン」が減ることになりました!
胃薬が減ったからといって大げさなぁ〜って思われるかもしれませんが、
この胃薬は、強めの制酸剤で
胃酸を出さなくする作用がある薬なんです。
「胃酸を抑える」ってことは、
消化する力が落ちてしまうんですよね。
胃酸って、細菌を殺す作用もあるから、
口から入った細菌も
胃酸で殺してくれる。
そんな大切な胃酸を薬で減らしてしまっているので
その殺菌作用も落ちてしまう危険性があるんです。
強い制酸剤は、
鉄欠乏性貧血の原因の一つだと言われたり、
私がいま気になっている
お腹の不調(SIBO:小腸内細菌異常増殖症?)の一因だとも言われています。
そんな体にマイナスな作用もあるのに、
なぜ、20年ほどの長い期間
強い胃薬を飲み続けていたのか・・・
まず、
飲み始めた理由にさかのぼると、
持病の全身性エリテマトーデス(SLE)の治療の為だったのです。
SLEの治療には、ステロイドを使います。
ステロイドは、胃酸が過剰に分泌されるので
胃を荒らし、胃潰瘍の原因になると
かつて(私がSLEを発症した頃には)言われていました。
そんな説明を医師からうけ、
強い胃薬を飲み始めたのです。
その頃は、「ガスター」という胃薬でした。
その後、治療薬が原因とみられる「薬剤性劇症肝炎」になり、
劇症肝炎になった時に飲んでいた薬は
ほとんどすべて、薬剤アレルギーの「危険」があるという事で中止になり、
ガスターの代わりになったのが「タケプロン」だったのです。
それから長年の治療中には、
何度か「タケプロン」を止めることはできないのか・・・
と、
その当時の主治医に相談しましたが
主治医からは、許可が下りず、
ずるずると
年月が過ぎていったのです。
昨年夏から、病院が変わったことで先生がかわったので
もしかしたらと思い
前回の診察日に
私>「タケプロンは飲み続けないといけないですか?止めることはできなのでしょうか?」と、相談したら
主治医>「それはいい提案です!」と、
「今は、というか、15年ぐらい前から『SLEだからといって必ず制酸剤を飲む』という考えはなくなったんですよ。じゃ、今日からやめましょう〜」
やったー\(^O^)/
相談して良かった〜
主治医>「胃酸が肺炎の細菌を殺したりする作用もあるので、胃酸は大切なんで。
逆流性の不調とかがなければ、制酸剤は飲まなくていいですよ」と、
「それで、胃の調子が悪い時には、家に残っている胃薬を飲んで様子を見るとか、という感じでいきましょう」
胃薬とは言え、長年ほぼ1日もかかさず飲んでいた強めの薬を
ある日ポンっと止めて大丈夫なのかな〜
反動とかないんかな〜と、心配していました。
でも、
いまのところ大丈夫みたいです。
突然にパっと飲むのを止めましたが
まだ、胃の不調はありません!
大丈夫そう〜
このブログを読んで下さっているあなたも
もしも同じように
長年なんとなーく飲み続けている薬があれば
医療は日進月歩なので
治療方針が変化して、飲まなくてもよくなってるものもあるかもしれません。
ドクターは、症状が安定してる患者さんには、
「前回と同じ薬を出せば、体調が安定してくれるはず」
と、
安全策をとり、薬の変更を嫌う場合もあると思うので、
(先生の性格によると思いますが)
患者さんから、気になることは相談してみたらよいと思います。
また、インターネットで最新の治療情報も探せば見つかる時代なので
患者さん自身でも
最新情報にも気をつけて
ときどきは調べてみたらいいなと思いました。
なんせ、薬が減るのはとても嬉しいものですね!
このたび、ついでに過敏性腸症候群の薬「ポリフル」も
「自分(私)の判断で、減らしても良い」ということになりました。
こちらは飲む時から「効くかわからんけど、飲んでみて」と気楽な感じで
消化器内科のドクターから出された薬なので
ときどき飲み忘れていたし、
体調良くなって、ちょっとでも減らすことができたらいいな〜と思います。
今、私が飲んでいる薬は
こちらになりました!
プレドニン 4mg
プラケニル 200mg
セルベックス(胃薬)
ウルソ(胆汁の薬)
(時々、ポリフル)
以上です。
かなり少なくなりました\(^O^)/
次はプレドニンの減量が叶えばいいな〜
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こんなブログ管理人の闘病に関するブログをいろいろ書いています。
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【第19回】プラケニル(ヒドロキシクロロキン)を飲み始めて6年突破!SLE寛解継続ついにプレドニン減量へ!
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【第4回】飲み始めて3ヶ月経過 プラケ二ル(ヒドロキシクロロキン)×全身性エリテマトーデス
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