2024年02月23日

病室は、個室?大部屋?どっちがいいの?私が大部屋を選ぶ理由、私の恐怖体験

こんばんは。
入院時の病室問題?について書いてみたいと思います。

入院されたことがない人には、イメージが湧きにくいかもなぁと思いますが、

入院することになった時、

ナースや入院窓口の人から
「病室の希望はありますか?」と聞かれるんです。

「希望って? どんな希望? 窓側とか? えー??」って感じですが・・・


病状に多少の余裕がある(すぐさま命に関わらないぐらいの状態で)
病室の希望を聞かれるぐらいの状態で、入院する場合は
一般病棟に入院することになると思いますが、

一般病棟には、
・大部屋(今はほとんど4人部屋だと思います。昔は6人部屋とかありました)
・個室(特別室もある)
が、あります。
(*2人部屋や、4人部屋の有料版もあったりします)
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大きな違いは、

大部屋での治療はたいがい医療費としてみてもらえるので、健康保険・国保などの対象ですが、
個室を希望すると、「差額ベッド代」がかかります。

差額ベッド代は、自己負担です。医療費とは別会計でお支払いせねばなりません。
(差額ベッド代は、民間の医療保険などで保障される場合があると思いますが、公的な保険では対応外になります)


病院や病室によって、この差額ベッド代は金額が大きく異なります。



入院が長期になるとお金の問題も大きいので、

「大部屋の方がいいよね〜」って傾きますが、

お金の問題は一旦置いてみます。




お金の問題なかったら、やっぱり「個室でしょ!」って方もいらっしゃると思うのですが・・・





私が経験した「大部屋と個室のデメリット」を書いてみますね。


大部屋の場合の「私が感じるデメリット」

・同じ部屋のおばあちゃん患者さん達のおしゃべりに付き合わされる(体調悪くて入院してるんやから、寝かせて欲しい)
・同じ部屋おばあちゃん患者さん達は早朝から目覚めて窓を開けたり、騒がしい(熱出てもっと寝ていたいのに、窓開けられて外気に当てられ寝れない)
・エアコンの温度が、自分好みにならない(高熱で悪寒で震えていても、エアコンの温度が変えられない、寒くても我慢)
・毎晩、夜中になると荷物を動かしてガサゴソ音を出す患者さんがいて眠れない

など・・・、

同部屋の他の患者さんとの関係で、我慢が必要になることがあります。眠れないことが多いです。

入院中は、体調が悪いから
他の人にあわすのもツライことは多々あります。


これを聞けば、やっぱり「個室」がいいやん!ってなりますが、



個室の場合「私が経験した恐怖体験」

今の病院は、多くのところが「完全看護」「付き添いNG」がほとんどだと思います。

家族の付き添いNGの状況、つまり患者さんはひとりで闘病です。

想像してみてください。


「高熱でヘロヘロになっている」や、

「腹痛を冷や汗垂らして耐えている」

「骨折して身動きできない」・・・など


入院せねばならないぐらい体調不良なのに

「慣れない病院の個室にひとりぼっち」なんです。

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私の恐怖体験は、

持病であるSLE(全身性エリテマトーデス)が発症したとき、

SLEでの初めての入院の時なのですが(当時25歳)



とんでもなくものすごく病状が悪くて、
大部屋が辛くて、個室に変えてもらいました。


それに、病状が悪すぎたので、

特別に母の付き添いが許可してもらえていたのですが

それでも個室で怖い経験をしました。



なんと、

夜中に、

おっさんの患者が、私の個室に入ってこようとするんですーーーっ><(一度だけじゃないし・・・)

めっちゃ怖いでしょーーー

恐怖です><


付き添いの母が気づいて、驚いてドアの前に仁王立ちして、立ち入りを防いでくれましたが

もし、あの時、母が付き添ってなくて私一人だったらと思うと、、、

恐怖でしかありません。



それからも、何度もそのおっさんが入ってきそうになるので、

母だけでは怖いので、父も付き添ってくれるようになりましたが



恐ろしくて、恐ろしくて

私は安心して眠れなくなってしまいました。

病気もさらに悪化した・・・




病棟の師長にその事件を訴えても、

そのおっさん患者は、〇〇機関のえらいさんみたいで

師長は「ゴニョゴニョ・・・」と言葉を濁して逃げていくし、

師長は注意できないみたいなんですよっ(怒)



私と両親はたまりかねて、

何度も病室を変えてもらえるようにお願いして

そのうち別病棟に移動させてもらいましたが、



それ以降の入院では、

付き添いNGの時は、

私は「大部屋」を希望するようになりました。

あの頃のように若くない今でも「大部屋」を希望しています。



「大部屋」のおばあちゃん達がおしゃべり好きでしんどくても、

おっさんが部屋に入ってくるかもしれない恐怖を感じて夜を過ごすことを思えば、

比較になりません。大部屋万歳です!



男性患者さんだって、

見知らぬおばさん患者が、夜中に自分の個室に入ってきたら恐怖でしょ!



病院の個室は、鍵がかけられないので

無防備すぎますっ。



その他、私が感じる個室のデメリットは・・・

・個室は給食が届くのが遅い(早い)場合がある。(<病棟によって違うけど)

・さみしい

・ナースコールを押さないと、気づいてもらいにくい

など、かな〜




それでは、気を取り直して、メリットも書いてみます。

私が考える「大部屋のメリット」は、

・ナースや医師などスタッフの出入りが多いから、質問や用事があるとき声をかけやすい

・気が合う患者さんや同じ病気の患者さんがいたら、情報交換や愚痴の言い合いができる(長年の友になる場合もある)

・寂しくはない



個室のメリットは・・・

・空調が自分の適温に自由に変えられる

・静かに眠れる

・テレビを見るとき、イヤホンなくても良い

など、かな!?と。



どうでしょうか?

みなさんなら、大部屋と個室どちらがお好みですか?




私は、あの事件がトラウマになっているので

やっぱり「大部屋」を選びますが、


私が経験したような危険性も考慮して、

それでも「個室でないと!」って場合もあると思うので

「自分の病気がよくなるために必要な環境」を第一に、

お部屋を考えていただけたらなと思います。




入院中に、どうしても「〇〇で・・・」という理由があれば

ナースや主治医に相談したら、病室を変えてもらえたりするので

我慢せず、

安心して、闘病できるようにしてくださいね。



こんな感じで、個室でも大部屋でも、あれやこれやツライことがあるので、

健康大切、入院せずにいられることがなによりですが、

病気や怪我は

誰にでも、いつやってくるか分からないので、




私の恐ろしい経験が、

皆様の安全な闘病・療養に役立ってくれることを願っています。





私も15歳の時から難病になり、
いろいろと闘病をしてきているので、
他にも病院生活や闘病の話題も、ブログに書いています。

例えば、こちらの
「管理人の闘病関連雑記」>http://asumosmile.seesaa.net/category/24369460-1.html

とか、
 
【連載】難病SLE患者が大腸憩室炎をこじらせた闘病記(4)外科手術の当日
http://asumosmile.seesaa.net/article/499863865.html


また、

私の人生において、最悪最強の命がけの闘病については、 
Amazonの電子書籍になっています!

山中まる著『救命率2%未満』>https://amzn.to/3QHjrib

こんなことがほんまにあるの!と、友人に驚かれるような・・・
ものすごい闘病でした。

生きてることに感謝の毎日です。ぜひ読んでみてね。



posted by アスモスマイル at 20:42| 管理人の闘病関連雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月15日

カフェ気分になるかも。入院準備やお見舞いに!〜オススメ入院グッズ〜

こんばんは!
以前に、アスモスマイルプロジェクトメンバーのまろ丸ちゃんが
記事にしてくれていたこともありました
まろ丸ちゃんのオススメ入院グッズは、こちらに>https://note.com/asumosmilecocoro/m/mead10b395b56

その関連で、
私も近ごろおすすめしたい「入院グッズ」をご紹介します〜

お見舞いにもいいと思いますよ〜!



珍しくはないかもしれませんが、
いや、王道かナ・・・?

オススメは・・・

じゃじゃん、

「お茶パック」や「ラテ系インスタントコーヒー類」です!!!

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(ちなみに、この「キャラメルマキアート」に近ごろはまっています♡

すごく濃厚な泡立ちで、入院中じゃなくてもおうちで楽しいです♪)

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病院のお茶は味気ない。

おいしいお茶を出してくれる病院も、どこかにあるでしょうが、

私はいままで入院中に美味しいお茶に出会うことはなかったです。


自動販売機はあるんだけど、飽きてくるし、欲しいのが売り切れだったり、お金もかかるし、

そもそも、病室から自販機まで歩けるのか!という問題もあったり

自力で買いに行けないなら、忙しいナースにそうそう何回も頼めないし・・・

と、

入院生活は、自分でできない事、自由じゃないことが多くて

「我慢・・・」せねばならない事も多いのです。



大好きなコーヒーだって、ずーーっと我慢。


病状によっては、コーヒーなどカフェインはNGとか、刺激物だめ、糖分制限とか、

飲水すらNG な事もあるので

主治医に確認してからでないといけませんが、


もし、食事制限があまりなくて

なんでも食べられる人ならば、

お茶系のティーバッグや、インスタントタイプのカフェ系飲料 *を準備しておく事をオススメです!




好きなお茶をゆっくり飲めば、

楽しみが少ない入院生活の気分転換になります!

カフェインレスのコーヒー(「デカフェ」というらしい)や、「ハーブティー」もカフェインレス。


いろんな種類を少しずつ持っておけば楽しいですよ。


カップに直接セットして本格コーヒーが入れられる

ドリップパックって言う手もありますネ!
(これは長期入院になった時の奥の手かな〜と思んだけど。病棟に良い香りがしすぎてちょっと目立ってしまうかも・・・)





その時に、魔法瓶タイプの水筒 *も一緒に持っておくことをオススメします。

病棟では、給湯器などで熱いお湯をもらえることが多いので、

マイ水筒にお湯を汲んでおいて(自分で歩いていけない人はナースにお願い)

熱いお湯をベッドサイドに確保しておくと、


いつでも、お茶タイムが楽しめます♪




お見舞いグッズとしても喜ばれると思いますよ〜(*^O^*)



ツライ入院生活をちょっとでも楽しめる
私のオススメでした!

ではではまた〜





(*オススメのアイテムのamazonリンクを貼っています)






〜〜〜〜〜〜
こんなブログ管理人の闘病に関するブログをいろいろ書いています。 人気記事は、こんなのも!

→入院中に看護師さんから教わったタオルの使い方。風邪(インフル)対策編
http://asumosmile.seesaa.net/article/456164854.html

→【連載】難病SLE患者が大腸憩室炎をこじらせた闘病記(4)外科手術の当日
http://asumosmile.seesaa.net/article/499863865.html

→【連載】開発ものがたり4〜見た目はフツーの女子高生。だけど血が止まらない病気だったのです〜
http://asumosmile.seesaa.net/article/407288472.html

→今日は「救急の日」*【高度救命救急センターに運ばれる直前の話】
http://asumosmile.seesaa.net/article/405150830.html


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posted by アスモスマイル at 22:00| 管理人の闘病関連雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月14日

高校1年の春、大学病院での骨髄穿刺そして病名がわかりました

こんばんは。

近所の開業医さんで詳しい検査(骨髄穿刺)をしたところ、
血液の病気だとわかり、大学病院に紹介されました。


春休み中に、初めて大きな大学病院へ。
めちゃめちゃ大きな病院。

患者さんがどの廊下のベンチにも
ギッシリと、診察待ちをしています。


今までのご近所の開業医とは
まったく雰囲気が違う大病院の威圧感に、
15歳の私は
大きな病気になってしまったんや、、、
と、
気持ちが
どんよりしていきました。

そして、
大学病院の血液内科でも
またもや
あの怖い骨髄穿刺をせねばならないとのこと、、、(⁠-⁠_⁠-⁠;⁠)



高校早退し、大学病院の病棟へ初めて踏み入れる

検査日は、高校に入学し
新学期が始まっていました。
高校を早退して制服のまま、
母と一緒に大学病院へ。


前回の骨髄穿刺でそれはそれは恐ろしい思いをしたので
本当にどんよりした気持ちで足取り重く、、、。

ただ、前回と違い「入院しなくていい。外来で検査ができる」という事だけは、気持ち軽やかでした。

大学病院に行くってだけでも、
慣れないし、
自分に大変なことが起きてしまってる・・・という恐怖で
これからどうなるのか、と、
不安でいっぱいです。

そして、大学病院の「病棟」へと踏み入れることになりました。

15歳の私。
関西中から難しい病気を患っている
患者さんが集まる大学病院の病棟に
緊張しながら上がり、

他の患者さんや病棟の中も
なるべく見ないようにしながら
ハラハラと
先生に言われた病室に行きました。

古い病院

四人部屋の
窓際のベッドでした。


何階だったかは、さすがに覚えてないです。
だいぶん上の方だったようなかすかな記憶が・・・



病室に入った私は・・・
(「病室ってこんなんなんやぁ、、、」)

まだ若かった母も緊張した顔で、ずっとそばにいてくれました。



待っていると、
外来の血液内科の先生と
若い医師がやってきて、
検査準備を始めました。

今思えば、
その若い医師は、研修医だったのでしょう。

当時の私は、病院の仕組みなどまったく知らない、わからない、
ただ、先生に言われたまま「はい」と、緊張して答えるばかりです。

検査は、当然、この前やったことが繰り返されるのだろうと思って、
苦しさを思い出しては、どんよりしていたのですが
説明を聞いていると

主治医>「じゃあね、腰の骨から取りますからね」と。

私>「え!胸骨じゃないんですか?」

主治医>「うん。うちでは腰から取るからね。ベッドにうつ伏せになれるかな?」

私>「はい」

というわけで、大学病院の病棟ベッドに初めて横になり、うつ伏せに。

研修医が指導されながら、私の骨髄穿刺をするようなのですが、
私はうつ伏せなので状況が把握できない。

状況が把握できないのは、前回の骨髄穿刺と同じなのですが、
前回は目隠しされていたことを思うと
今回は、うつ伏せで、見えないだけなので
精神的な圧迫感が全然違いました。

それに、胸骨は顔に近いところだから、より怖いのですが
今回の腰骨は、お尻の方なので、顔から遠いし、

前回と比べると怖さレベルが低かった。


太い針を刺すときの、「グリグリグリグリ」って鈍い骨から伝わってくる音と痛みは
同じで
めちゃめちゃ嫌な、不快な、「2度としたくないーっ><」って思うような
いやなヤツでしたが

前回よりは遥かに楽でした。


今回は、
母がそばについてくれていたし、
主治医が優しく声かけしてくれていたのも安心につながりました。


母が、あとで教えてくれましたが
「ピストルみたいな形の器具に針がついてて、それをグイっと刺してた」とのこと。




それで、「はい終わったからね。よく頑張りました」と、主治医の先生が言ってくれたと思ったら、

先生は母の方を振り返り

「じゃ、お母さん、この検体を持って、走って中央検査室まで持っていってください」


母>「え!?」

主治医>「お母さんが持っていくんです。今から場所を説明しますから、
しっかり覚えて、なるべく早く持っていってください。
検査室には電話しておいたので、すぐわかるようになってるから。走っていってきてね」

母>「は、はい。わかりました。走っていってきます」


なぜ、母が検査室に検体を持っていかねばならなかったのか、いまだに謎ですが、

母は道順を一生懸命覚えて走って行きました。


検査後の私は、例のごとく止血をしないといけないので
砂袋のおもりを、針をさした後に乗せられて

主治医>「絶対、動いてはいけませんよ。2時間ぐらいそのままで我慢して」

と、言われ、

またしても、ジーッとうつ伏せのまま、固まっていました。



当時まだ若かった母は、初めての大学病院の中の中、奥の奥・・・

患者が出入りしないような
「大病院のディープな世界」に入り込み

ハラハラしながら、走って私の骨髄を検査室まで持っていったのでした。


2時間ほどして、止血成功し、無事に病棟を後にできました。

そのまま普通に歩いて、帰れたのです。



一回で、骨髄も取れたし、腰の骨で取ったので、怖くなかったし、

今回の骨髄穿刺は、前回よりもグーンと楽でした。


病名確定し、病気の説明を受ける。衝撃を受ける、私

その検査結果も踏まえて、
病名候補に上がっていた
白血病や血液のガンなどが否定され、

消去法で、病名が確定。

「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」と診断されました。

この病名を、
主治医から告げられた時、
『原因はわからないけど、血小板が少なくなって、紫斑があちこちにできる病気です』と、いう病名です」と説明されました。

そして、
「血小板を攻撃する抗体ができて、血小板が変な形になる。
血小板は変な形になってもちゃんと働いてくれるのだけど、
血液を再生・再利用するための破壊工場の役目をしている
脾臓が
『あ、使い物にならない血小板がやってきた』と、思ってしまい、
血小板をどんどんどんどん壊してしまうんですよ」と。

「自分の免疫力が自分を攻撃するから、『自己免疫疾患』と呼ばれる仲間の病気です」と。



「血小板を作る骨髄の病気ではないので、生産はしっかりしてくれているけど、
壊す方が早くて、血液の中で少なくなってしまって、血が止まりにくくなるんだよね」と。


高校1年生になりたての私が理解しやすいように、
丁寧に説明してくれました。


先生の説明はよくわかりましたが、
「私は難病になってしまったのだ・・・」というショックが大きくて、

その頃から、
重たい足かせをはめられたような気持ちに。

手足の自由を削がれてしまったような、
何をするにも
「私は病気だから、私は血が止まらないから」と、いつもブレーキをかけて
やりたいことも
はしゃぎたい時も、
何かしら自分を我慢させるようになったと思います。



「やりたいことより、命を優先しないと」という気持ちです。

「難病になってしまった」というショックを受けた時から、
15歳の私の心に、ずしんと重たい鎖が巻ついたようでした。

母も同じで、
いつもいつも私の体調を心配し、

もしも娘が出血が止まらなくなったら、
もしも倒れたら、
主治医に連絡せねば!と、

この血液内科の主治医の「電話番号を大きく書いた紙」をお守りのように必ず持つようになりました。



大病をした時、
病気の受け止め方、考え方は、人それぞれ違うと思います。

「寿命が短そうだから、今やりたいことを全力でやろう」
「旅行行きたい。食べたいもの全部食べてやる。欲しいもの手に入れる(買う)・・・」
「制約があっても、やりたいこと諦めても、絶対、命優先だ」

とか、
人それぞれ考え方があるだろうと思います。


私は、
「やりたいことができなくなったとしても、少しでも安全に、生きていられること」を望みました。

その分、諦めることは多かったのかもしれません。

自分では、「生きること」がダントツに優先順位一番だったので
諦めることが多くても、
あまり気になりませんでした。


生きていられるだけでまる儲けです。



こんな私が、ITPに対してどんな治療をして、

どんな高校生活を過ごしていったのか、

またそのうちブログに書きますね!



こんな血が止まらない私に親知らずが生えてしまった時の話も
ブログで書いています。よく読んで頂いています!よかったらこちらも読んでネ〜





15歳でITP発症し、この血液内科に通い続けましたが、

そののち、さらにSLEという難病、

そして、その後、「劇症肝炎」という激烈な病気に襲われました。

人生最大最悪最強の命がけの闘病です。


劇症肝炎の事は、一部ブログにも連載しています>
今日は「救急の日」*【高度救命救急センターに運ばれる直前の話】
http://asumosmile.seesaa.net/article/405150830.html



もっと詳しくは小説になりました。めちゃめちゃリアルです。
山中まる著『救命率2%未満』>https://amzn.to/3QHjrib

今日のブログに出てきている血液内科の主治医も
小説の中に登場します!(主に第2巻に)

こちらもぜひ読んでみてね。







posted by アスモスマイル at 22:02| 管理人の闘病関連雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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